日常生活で英語を使用する人にとっては、100%ぶち当たる発音の壁。
その中でも「L」と「R」の発音が難しいと感じる人も多くいると思います。
日本では英語教育が中学1年生から開始していたのですが、年々英語教育に関しては文科省の方針も変わってきており、今後ますます英語のレベルがシビアに問われる時代に変わってきています。
スピーキングの試験も導入されるなど、
「読み」「書き」
だけではなく
「話す」「聞く」全て4技能を問われます。
発音ではほぼ同じに聞こえても、ニアミスでは済まないのが「L」と「R」の差です。
「L」と「R」の違い
L | R |
lice: しらみ | rice: 米 |
lake: 湖 | rake: 熊手 |
lead: 鉛 | red: 赤 |
light: 光 | right: 右 |
lead: 導く | read: 読む |
low: 低い | row: 列 |
lace: ひも | race: 競争 |
link: 連鎖 | rink: スケート場 |
load: 荷 | road: 道 |
lamp: ランプ | ramp: 傾斜路 |
LiceとRice
Rice:お米、ごはん
これを言い間違えたらゾッとします。

Could I have more Lice?
しらみのおかわりください
いや、絶対にお断りです。
LakeとRake
Rake:熊手
あまりRakeは日常生活では使用する事は少ないかもしれませんが、
熊手の周りを行きなさい
なんて道案内があったら困りますね。
「熊手なんてどこにあるんだい?」
LeadとRed
Red:赤

What color is the STOP singe?
止まれの標識は何色ですか?

It is Lead.
鉛色です
赤色が鉛色に見えてるという事は、色彩感覚がおかしいのかな?
LightとRight
Right:右
これも路上での教習でしょうか?

Next. Go to the Right.
次は右に行ってみましょう

OK. I will go to the Light.
分かりました。光へ向かいます
そのLightが安全な光である事を祈るばかりです。
LeadとRead
Read:読む
先生に図書館に連れてこられて言われた。

Lead them all.
(全てを導け)
これは一体どうすれば本を導く事ができるだろうか?
その答えを探すべく、本を読み始めました。
LowとRow
Row:列
列に戻りなさい
と言われ、低い場所、Low placeに戻っていきましたとさ。
LaceとRace
Race:競争
このひもに勝つんだ。
どんな競争相手なのでしょうか?
LinkとRink
Rink:スケート場
連鎖の周りを滑ってね。
LoadとRoad
Road:道
素晴らしい。十分な道だ。
多分積み荷(Load)の事だと思いますが、道(Road)を積んでいるトラックかな?
LampとRamp
Ramp:傾斜路
部下の不安な運転についてきた上司が、赤信号に気付いたが部下は止まる気配がない時に、

Be careful. Look at the Ramp.
気を付けて!傾斜路を見なさい。

OK Boss, It’s no problem. Let’s go!
了解ボス。あんなの問題ないですよ。行きましょう!
お二人がその後、無事であった事を願います。

まとめ
いかがでしたか?
LとRを言い間違えると全く異なる意味になってしまいます。
ネイティブスピーカーに対して「なんか様子が変だな。反応がおかしいな」などを感じたらLとRのニアミスで済んでいない可能性があるかもしれません。
それでは今日も頑張ってLとRを恐れずに使用していきましょう。
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