子育て日常の気付き

衝撃!DQNネームとキラキラネームの違いとは?

子育て

数年前から社会現象?になっているキラキラネーム。

それ以前からあったDQNネーム。

「キラキラネーム」「DQNネーム」一体何が違うのでしょうか?

気になったので、早速調べてみました。

DQNネームの由来

DQNはまず「ドキュン」と読みます。

1994年から2002年までテレビ朝日で放送されていた「目撃!ドキュン」という番組をきっかけとして生まれました。

この番組の再現ドラマによく登場していた非常識な人を侮辱する意味で、マミー石田という学歴至上主義とも言える人物がインターネット上で「ドキュン」という言葉を使い始め、それが2ちゃんねるを中心に広まっていったと言われています。

それでは「ドキュン」と呼ばれるような人はどういう人なのか?

反社会的な行動を取ったり、常識に欠けた行動をするおバカな人、知識や知能が低いことに加えて、反社会的な行動を取ったり、他人に迷惑をかけるような、いわゆる「ヤンキー」と呼ばれる人をイメージしている言葉のようです。

つまりDQNネームはそういうドキュンな人たちが子供につけそうな名前ということになります。

DQNネームとは?

DQNネームとは、ドキュンな人たちがつけそうな名前ということはわかりました。

それでは具体的にどういう名前を指すのか?

ヤンキーが当て字で「よろしく」を「夜露死苦」と書くというのはよく知られた話ですが、ひとつは当て字を使った、普通は子供の名前につけないような名前をイメージしてもらえれば良いかと思います。

例にあげるとたくさんありますが、一部を紹介すると、

黄熊(ぷう)
天馬(ぺがさす)
耳長(うさぎ)
甘幸(けーき)
沙子琉(しゃねる)
姫星(きてぃ)
光宙(ぴかちゅう)
今鹿(なうしか)

もう何が何だかの混乱状態ですね。

混乱(かおす)ちゃんと名付けてもいいかもしれません。

キラキラネームの由来

2000年代から急増した常識的に考えにくい名前や、カタカナに音を当てたような当て字の名前に対して、2010年頃から使われ始めました。DQNネームと意味は同じなのですが、中傷表現を使うことができないメディアなどがそれに代わる言葉として使い始めたようです。

どちらかと言えば肯定的に使う場合はキラキラネームを、否定的に、時には侮蔑的な意味を込めて使う場合にはDQNネームが用いられる傾向にあります。

キラキラネームとは?

キラキラネームがDQNネームとほぼ意味は同じであることがわかりました。ただ個人的には、ヤンキーがつけるDQNネームのような、人名には用いないような名前(ぷう、ぴかちゅう)ではなく、外国風の名前に漢字を当てはめた名前をキラキラネームと呼ぶ場合が多いように思います。DQNネームがヤンキーと結びつくのに対し、キラキラネームはごく普通の両親も普通につける印象です。

ですが、東大生にキラキラネームがほぼいないと言われるように、(高学歴な両親の子供は高学歴という図式に乗っ取って言えば)高学歴な両親よりはそうではない両親の方がキラキラネームをつける率が高いと言えそうです。

例にあげると

星知(せしる)
月虹(るな)
心桜(こはる)
心愛(ここあ)
希空(のあ)



・否定はしませんが、輝きが凄い!って感じですね。
でもフリガナがないと読める自信がありません!

2000年代に入って急増したDQNネーム、キラキラネーム、うーんと思われる方も多いのではないでしょうか?

実は鎌倉時代からある?

古くは鎌倉時代、吉田兼好は「徒然草」の中で、今でいうキラキラネームを批判するようなことを書いています。

また明治時代の文豪、森鴎外は自身の子供に

於菟(おと(Otto))
杏奴(あんぬ)

などと名付けています。

キラキラネームはいつの時代にもあるもののようですが、キラキラネームは子供の就職に不利であるとも言われています。

子供を想う気持ちが勝りすぎて一方的な名前は考え物があります。
名づけには充分注意しましょうね。

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